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国語・書道の中学校・高校教員(教諭)免許を取得できる通信制大学を一覧にまとめました。
国語は、高校では現代国語と古典に分かれます。
現代国語の授業では長文を読み、解説していくことが授業の流れになります。扱う長文には説明文や随筆、物語など多くのジャンルがあります。
生徒にとっては新しい概念や知識を得る機会になることから、説明から派生して生徒の考え方などを聞くことができます。
古典でもその傾向はあるでしょう。数学など、他の科目とは異なり広く話題を提供できることから、生徒とのコミュニケーションを重視する場合は取り組みやすい科目になるでしょう。
それがやりがいに感じられる人が国語の教師に適性があると言えます。
苦労する点としては、ほぼ全ての高校や大学で入試の科目になることです。
特に大学入試では難解な文章を読み解く必要があり、生徒の質問に答えるには、その都度文章を読み込む必要があります。
数学や理系科目ほど質問の頻度は多くありませんが、一つの質問に対して答える労力が多くなることが国語の教師の大変なところです。
また定理や絶対的な解き方が存在しないことから、プロであるといっても全ての問いに正解できるわけではありません。
比較的、生徒と長い時間を共にできる科目ですので、教師としてのやりがいは非常に大きいものになるでしょう。
中学高校の国語の先生は、知的な授業ができるところが面白いです。
例えば小学校1年生ですとひらがなからスタートするのが一般的ですが、中学高校の教師は普段自分が読むような小説や論文などが教材としてありますので、本が好きな国語の先生にとってはそれらを生徒と解読していく面白さを体感できます。
また、古文や漢文が出てきます。中学校ではそれらを初めて見聞きする生徒もいますので、教えていくことで生徒の「面白い!わかった!」等という表情や声を聞くことができることも、国語の先生の楽しさです。
大変なところは、漢字や文の表現が難しくなってくるところです。授業の準備として書き順や言葉の意味をきちんと下調べしておく必要があります。
間違った書き順で板書しますと、他の教科の先生では笑って済ましてくれる生徒も国語の先生には厳しく指摘してきます。
生徒との信頼関係が崩れてしまう可能性がありますので、言葉をきちんと知っておく必要性があります。また、テストの作成や採点も大変です。
テストづくりは、教科書の文を読み込んで作る繊細さが必要とされますし、採点では曖昧な答えを書いてきた生徒に対してどのように部分点をあげるかが判断の難しいところです。
他の国語の先生と綿密な打ち合わせが大事になってくるところでしょう。
中学のときの担任の先生に憧れて、先生になろうと思いました。教科は、漢字が好きだったから国語を選択。何よりも真っ先に子どものことを思いやることができて、でも叱るべきときにはきちんと叱ることができる、そんなメリハリのある先生になれるようにがんばっています。
高校卒業後は航空関連会社のグランドスタッフに。後輩への教育指導を担当したことで、「これが本来私がやりたかった仕事だ」と思うようになり、高校時代に憧れていた教師の道を目指そうと、大学へ進学して教免を取得することにしました。
日大はスクーリング、メディア授業、自宅学習と、自分のペースにあわせて履修方法を選べるところが大きな特徴。私の場合、仕事と両立して学べることが第一条件だったので、ここなら自分の都合にあわせて無理なく勉強を続けられると思い、日大に決めました。
日本大学より
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