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理科の中学校・高校教員(教諭)免許を取得できる通信制大学を一覧にまとめました。
中学、高校の理科といったら生徒としては実験が楽しみです。
その実験をどのようにやって、生徒を楽しませるかということにやりがいがあります。
では、どのようにすれば記憶に残るか、飽きずに集中できる実験内容にするかが重要になってくるのです。
ただ実験をするだけでは生徒の記憶に残らないので、どのようにすればいいのか考えるのが大変です。
また、実験に失敗してしまうと意味がないので、準備をしっかりやらないと台無しになってしまいます。
そのため、理科の知識はもちろん生徒を楽しませる技術が必要なのです。また、実験以外の授業では、いかに記憶に残るような教え方をするかが重要です。
語呂合わせやリズムで覚えられるようにすると記憶に残りやすいのでいいです。
ただ教えるだけでは、なかなか記憶に残らないので工夫をして授業を組み立てることが必要になります。そのため、オリジナルな授業を組み立てる技術が必要です。
しかし、オリジナルな授業をすることによって、生徒は楽しんで学ぶことができ、頭に入りやすく集中もしてくれるはずですので、とてもやりがいがあります。
ただオリジナルのため、考えるのがとても大変で準備にも時間がかかってしまうので注意が必要です。
理科の授業で意識しているのは、できるだけ実物を見せること。実験も多く取り入れ、生徒が興味をもてるよう工夫しています。
身近な話題を取り入れることも関心を引き付けるうえで重要。学生時代に川で水質調査をしたことを話すと、生徒たちは「大学ではそんなおもしろいことが勉強できるんだ」と目を輝かせて聞いてくれます。
私の話が、自然や環境について考えるきっかけになるのは嬉しいですね。今後の目標は、生徒の可能性を引き出す先生になること。
「わかった!」「なるほど!」そんな経験をたくさんしてほしいと思っています。
現在、私立の中高一貫教育校に勤務し、中学校の「理科I」と高校生の「化学」を担当。
自分が大好きな化学という学問の楽しさを、どうやって生徒に伝えようかと、日々、摸索しています。
例えば最近行った実験では、綿に火をつけると一瞬のうちに全て消えてなくなるマジックを実演。
この時にはニトロセルロースという化合物を使い、化学薬品の性質について説明しました。
そのような実験を通して化学に対する興味がふくらみ、生徒の目が輝く瞬間を見ることがとても嬉しいですね。
また、自分が関わった生徒たちが卒業して数年後に、内面的に大きく成長した姿を見せてくれることが何よりの楽しみ。教師としてのやりがいを感じます。
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