トップページ > 教員免許に関するコラム > 普通科高校の先生の仕事はどんなもの?
普通科高校の教員の仕事はどのようなものなのでしょうか。
中学校教員や、高校の専門学科教員との仕事の違いはあるのでしょうか。
仕事の流れや内容について見ていきましょう。
普通科高校の先生の仕事といえば、まず思いつくのは授業ですよね。国語、数学、英語など教科は色々ありますが、どの教科の先生でも授業計画を立てたり、毎日の授業や課題の準備をしたり、といったものが主な仕事だといえるでしょう。
他にも同じ教科の先生方とのすり合わせやテスト問題の作成、テストの採点や結果のまとめなど、授業関連の仕事だけでもさまざまあります。
若手の先生の場合は先輩教師の授業を見学したり、授業の進め方を研究するといったスキルアップを図る時間も必要になります。
教師の仕事としてよく目に映るのは日々の授業くらいなので結構ラクな仕事だと思われるかもしれませんが、たくさんの準備や下調べがあって成り立っているものなのです。
普通科高校の教員の仕事は、授業以外にもたくさんあります。担任や副担任などを任されている場合は生活指導、進路指導といった仕事も大きな割合を占めてきます。
高校生は悩み多き年頃ですから、生徒たちの相談に乗ったり、変化に気づいた場合はこちらから声をかけたりといったコミュニケーションが大切になります。
また、進路指導はかなり労力のいる仕事だといいます。生徒一人一人の人生に関わる問題ですから、時間をかけて親身に指導していく必要があります。
思い通りの進路に進む生徒とは喜びを分かち合えますが、なかなかうまくいかない生徒には丁寧なフォローをしていかなくてはいけません。
生活指導や進路指導といった仕事は、高校教師にとって授業と同じくらい大切な仕事だといえます。
高校の教員が接するのは他の教員や生徒だけではありません。
三者面談などでは保護者と対面しますし、学校の運営や学校行事に関する仕事では外部業者との折衝などを行う機会もあります。
学校という狭い世界にいるようですが、意外と色々な人と接する機会があります。
また、部活動の顧問になった場合は、放課後や休日にも出勤するというケースが多いでしょう。
外部コーチなどに任せられる部活動なら少しはラクかもしれませんが、ずっと参加しなければいけない部の場合はかなり大変です。
平日は毎日の朝練と放課後練習、土日は終日の練習。大会がある場合は朝早くから遠出をしたり、場合によっては運転手役も務めなければいけません。
あまりにも部活動が忙しすぎると、学習指導や生徒指導に割く時間が無くなってしまいます。
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